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  • Amazonで詐欺に遭わないための対策方法
  • 【FAQ】Amazonの詐欺についてよくある質問
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Amazonでよくある詐欺10種類とその見分け方│2025年

特集記事 03.11.2025 1 分
William Stupp
この記事を書いた人 William Stupp
Katarina Glamoslija
レビューをした人 Katarina Glamoslija
top 10 amazon scams_featured image

詐欺はどんなオンラインマーケットプレイスにも付き物ですが、Amazonも例外ではありません。Amazonは利用者数が圧倒的に多く、「責任を持ってお金と個人情報を管理してくれるだろう」という安心感があるため、詐欺師にとって格好の標的になっています。

ほとんどの場合、詐欺は迷惑電話やSMS、フィッシングメールから始まります。詐欺の種類によって異なりますが、大抵は実在しないトラブルやチャンスに関する内容です(高額決済に関する通知、高収入の仕事に関する求人情報など)。いずれにしても、「今すぐAmazonサポートにご連絡ください」と急いで行動を取るよう促されます。

もちろん、記載されているのはAmazonの本物の電話番号やメールアドレスではなく、あなたの金銭や個人情報を狙う詐欺師のものです。

Amazonでよくある詐欺の種類

不正購入詐欺

この詐欺では「Amazonで高額な商品を購入した」といった内容の電話やSMS、メールが届きます。

請求をキャンセルするにはリンクをクリックするか記載された電話番号に電話をかけるよう指示されます。そうすると偽のカスタマーサポート担当者が出て、パスワードやクレジットカード番号などの機密情報を聞き出そうとします。

実際には高額決済について確認するためにAmazonから電話がかかってくることはありません。そのような連絡があった場合は、アカウントにログインして「注文履歴」や「メッセージセンター」をチェックし、本当に不正購入があったのか確認してください。

フィッシングメール・偽の注文確認メール

不正購入詐欺と同様に、高額商品を示す偽の注文確認メールが届くケースです。

メールには「リンクをクリックして、カスタマーサポートに問い合わせて注文の異議申し立てを行ってください」などと書かれています。引っ掛かってしまうと、詐欺師に個人情報や支払い情報を聞き出される仕組みです。

Amazonからの偽の求人情報

Amazonから突然の求人メールが届いたら、ほぼ確実に詐欺です。「テレワークで高収入!資格や経験は問いません!」というケースがほとんどです。

さまざまな流れがありますが、一般的に設備や研修などの費用を支払うよう求められます。指示通りに費用を支払ったとたん、相手から連絡が来なくなります。

Amazonのギフトカード詐欺

ギフトカードが悪用されることが多い理由は、個人の特定が難しく、返金もできないためです。「Amazonギフトカードを買ってほしい」と言われたらほぼ間違いなく詐欺です。

知人や家族にギフトカードを買うように頼まれた場合、ギフトカードが必要な理由を尋ね、詐欺の被害に遭っていないかどうか考えましょう。

テクニカルサポート詐欺

Amazonのサポート担当者を装う詐欺は少なくありません。「あなたのアカウントに不正アクセスがありました」「アカウントが乗っ取られました」などの連絡が来るのです。

問題解決のためにアカウント情報を聞かれたり、デバイスへの遠隔アクセスを許可するよう求められたりします。その要求に応じた場合、アカウントが乗っ取られて金銭を盗まれる可能性があります。

偽物の出品

人気商品の偽物が大幅割引で販売されていることがあります。本物そっくりですが、すぐに壊れる粗悪品だったり、まったく無関係な商品だったりします。

対策としてAmazonはブランド登録制度や透明性プログラムを実施していますが、偽物を完全に防ぐことはできません。あまりにも安い場合は詐欺を疑いましょう。

サードパーティ出品者による詐欺

Amazonで注文した後、出品者に「注文をキャンセルし、別のプラットフォームを通して再注文してください」と言われたら詐欺の可能性が高いです。偽物のeコマースサイトは非常に多いため、偽物の見分け方を知っておきましょう。

外部サイトで購入した場合、Amazonのマーケットプレイス保証は適用されず、返金してもらえません。「外部サイトで注文したほうが安い」と言われるかもしれませんが、注文した商品が届かなかったり、クレジットカード情報を盗まれたりすることもあります。

偽のAmazonプライム更新通知

「Amazonプライム会員資格の有効期限が迫っています。至急更新してください」などという電話やメールは詐欺の可能性がありますので注意してください。

この詐欺では、プランを更新するための電話番号やリンクを含む緊急性の強いメッセージが届きます。詐欺に気付く前に支払い情報を入力させることが狙いです。

プライム会員に関する本物のメールがAmazonから届くことはありますが、直ちに行動を取ったり電話をかけたりするように要求することはありません。

ブラッシング詐欺

「注文していない商品が突然届いた」というAmazonユーザーは少なくありません。これがブラッシング詐欺です。

詐欺師はあなたの住所を使って偽の注文を作成し、あなた名義で高評価レビューを投稿します。商品の販売実績を上げることが狙いです。

無害に思えるかもしれませんが、ブラッシング詐欺の被害に遭った場合は個人情報が漏えいしている可能性があります。

Amazonプライムビデオ詐欺

この詐欺は「Amazonプライムビデオのアカウントに問題がある」というポップアップや偽メールで始まります。

問題を解決するため、偽のサポート電話番号に連絡したりリンクをクリックしたりするよう指示されます。指示に従った場合、詐欺師に支払い情報を聞かれたりシステムへの遠隔アクセスを許可するよう求められたりします。

Amazon詐欺の見分け方

Amazonの詐欺はさまざまな種類がありますが、兆候は共通しています。行動を急がせる、機密情報を要求される、リンクをクリックしたり指定した番号に電話をかけたりするよう求められる、メッセージに誤字が含まれるなどのサインに注意しましょう(ただし、AIツールの利用により誤字は減ってきています)。

A list of signs to look out for in suspected Amazon scams.

メール詐欺

詐欺メールの危険サインを知っておきましょう。メッセージの本文に文法ミスや誤字があったり、間違った個人情報が含まれていたり、今すぐ行動を取るよう促していたりする場合は要注意です。特に、リンクや添付ファイルには気を付けてください。フィッシングサイトに遷移したり、マルウェアが含まれていたりする可能性があります。

詐欺師はAmazonのメールアドレスを偽装することもあります。少しでも怪しいと感じたら、メールには触れずにAmazonのサイトにアクセスしてください。本当に問題がある場合はログイン後に「メッセージセンター」に通知が表示されます。

注意点を知っておけば詐欺メールを見分けることができますが、迷惑メール自体をブロックするように対策を講じることをおすすめします。

電話詐欺

Amazonの詐欺電話では、最初に「アカウントに問題があります」「不審な注文がありました」などという自動音声が流れます。Amazonカスタマーサービスの担当者を装い、支払い情報やパスワードを聞かれたり、あなたのデバイスへの遠隔アクセスを許可するように求めてきます。

表示された電話番号がAmazon公式の番号だったとしても、一旦通話を終了して折り返し電話を掛け直すようにしましょう。詐欺師は電話番号を偽装することがあるためです。いずれにしても、Amazonが電話で連絡してくることはほとんどありません。通常はメールです。

また、電話詐欺は非常に多いため、迷惑電話対策を講じることをおすすめします。

SMS詐欺

Amazonを装ってSMS(テキストメッセージ)を送信し、お金や個人情報を狙う詐欺です。指定された番号に電話をかけるか、フィッシングサイトへ遷移するリンクをクリックするよう指示されます(SMS経由のフィッシングはスミッシングと呼ばれます)。リンクをクリックしたり指定された番号に電話をかけたりすると、詐欺師に繋がり、個人情報を盗まれる恐れがあります。

Amazonのサイトまたはアプリで不審なアクティビティがある

心当たりのない注文、普段と異なる場所からのログイン通知、配送先や支払い情報の変更などがあった場合、不正アクセスの兆候です。ただし、本当に不正アクセスがあったのか自分で確認してください。他人の言葉を鵜呑みにしてはいけません。

確認するには、Amazon公式サイトに直接アクセスしましょう。ログイン後、通知や「注文履歴」を見てください。問題があると感じたら「ログインとセキュリティ」ページでパスワードを変更しましょう。

また、同じページにある「アカウントの保護」をクリックし、アカウントを不正アクセスから守るのも有効です。

Amazonで詐欺の被害に遭ったときの対処法

盗まれた金銭を取り戻せなくても、詐欺に遭った場合は迅速な対応が大切です。個人情報を明かした、お金を盗まれた、不審なリンクをクリックしたときの対処法を説明します。

Amazonアカウントを保護する

他人にアカウント情報を明かしてしまった場合はAmazonのパスワードを直ちに変更してください。ログイン情報を明かしていなくても、オンにしていない場合は2要素認証を有効にすることが推奨されています。

最近の注文履歴や保存されている支払い方法、アカウント設定が変わっていないかどうか調べましょう。不審なデバイスがあれば削除し、さらなる不正アクセスを防ぐためにすべてのセッションからログアウトしましょう。

銀行またはクレジットカード会社に連絡する

詐欺師に支払い情報を伝えたり不審な請求を発見したりした場合は、直ちに銀行やクレジットカード会社に連絡してください。カードの凍結・再発行、さらなる被害防止をサポートしてもらえます。また、不正請求を取り消してもらえることもあります。

Amazonに詐欺を報告する

Amazonには、ブラッシング詐欺やギフトカード詐欺などさまざまな不正行為を報告できるフォームが用意されています。被害に遭った場合は画面の指示に従って報告しましょう。他のユーザーが同じような被害に遭うのを防げます。

警察に詐欺を報告する

お住まいの地域の警察に詐欺を通報・相談しましょう。詐欺が大問題になっていることを知らせることができ、対応してもらえます。日本ではインターネットホットラインセンターからフィッシング詐欺の報告を行うこともできます。

Amazonで詐欺に遭わないための対策方法

詐欺はますます巧妙化していますから、注意すればAmazonを安全に利用できるとは言い切れません。オンラインショッピングを安全に楽しむ方法を理解し、対策を取ることで、詐欺に遭うリスクを大幅に減らせます。次のようなポイントに注意しましょう。

A list of 5 tips for avoiding falling victim to Amazon scams.

2要素認証を利用する

2要素認証(2FA)を有効にすると、Amazonアカウントのセキュリティが強化されます。他人にパスワードを知られたとしても、2つ目の認証情報(スマホに送信されるコードなど)がなければログインできません。簡単な対策方法ですが、不正アクセスのリスクが大幅に下がります。

不審なリンクは絶対にクリックしない

メールであれ、SMSであれ、ポップアップメッセージであれ、Amazonからのものであることが確認できなければクリックしてはいけません。

詐欺師は本物そっくりの偽URLを使ってフィッシングサイトにログインさせたり個人情報を盗もうとしたりします。リンクはクリックせず、ブラウザを通してAmazon.comに直接アクセスして通知を確認してください。

また、ExpressVPNのThreat Managerなどのツールを使えば、悪質なリンクをクリックしてしまっても既知のフィッシングドメインが自動的にブロックされます。

Amazon以外で支払わない

詐欺師は、銀行送金やサードパーティのギフトカードなどの支払い方法を使わせたり、Amazon以外で決済をさせたりしようとすることがあります。どんなにオトクに見えてもAmazon以外のプラットフォームを利用するのは絶対に避けてください。

強力で固有のパスワードを使う

文字、数字、記号を組み合わせた長いパスワードを設定してください。また、他のアカウントやプラットフォームと同じパスワードを使い回すのは避けましょう。ほかのサイトも情報漏えいに遭う恐れがあるためです。「多数のパスワードを覚えるのは大変…」と思うかもしれませんが、ExpressVPN Keysのように監査ツールを備えたパスワードマネージャーを使えば容易にパスワード管理を行えます。

詐欺に関する動向を知っておく

詐欺手口は常に進化していますから、新しい手口を見極められるように最新情報を知っておくのが大切です。このブログをフォローして、詐欺に関する最新情報を学びましょう。また、メディアやネット上で詐欺に関するニュースを見かけたら、目を通すようにしましょう。

【FAQ】Amazonの詐欺についてよくある質問

Amazonで詐欺に遭うことはありますか?

はい、Amazonの詐欺はさまざまな種類があります。例えば激安商品を出品し、外部プラットフォームを通して支払わせようとする詐欺があります。その場合、購入者保護が適用されません。ほかにも、返金詐欺、アカウント侵害に関する偽の通知、ギフトカード詐欺も蔓延しています。

アカウントに関する問題についてAmazonから電話がかかってくることはありますか?

Amazonが一方的に電話をかけてくることはほとんどありません。見覚えのない電話番号で、Amazonを名乗った場合は詐欺の可能性が高いです。Amazonの公式サポートに直接電話して確認を取りましょう。

メールの送信者が本当にAmazonかどうか見極める方法は?

本当にAmazonからのメールは、送信者アドレスがAmazonの公式ドメイン名(@amazon.com、@amazon.co.ukなど)になっています。

しかし、メールアドレスを偽装することもできますから、注意が必要です。メッセージの文言に違和感がないかどうか、急いで行動を取らせようとしていないかどうかをチェックしましょう。Amazonの担当者がメールでログイン情報や支払い情報などの機密データを求めることは絶対にありません。

見覚えのない購入があった場合、Amazonは返金してくれますか?

はい、直ちに報告した場合は返金してもらえます。AmazonのA-Z保証とカスタマーサポートが不正購入の解決と返金処理を行ってくれます。

Amazonアカウントが乗っ取られた場合の対処法は?

パスワードを直ちに変更し、2要素認証など追加のセキュリティ対策を有効にしましょう。その後、Amazonのサポートに連絡して乗っ取られたことを伝えましょう。

Amazonで詐欺を報告する方法は?

Amazonのサイトにある詐欺報告フォームを使って詐欺を報告することができます。また、reportascam@amazon.comにメールで詐欺報告を行ったり、不審なメールをstop-spoofing@amazon.comに転送したりすることもできます。

最もよくある3つの詐欺は?

Amazonで最もよくある詐欺は、不正購入アラート、Amazonの偽の求人、偽の注文確認を含むAmazonフィッシングメールです。

注文していない商品がAmazonから届いた理由は?

ブラッシング詐欺かもしれません。出品者がランダムな住所に商品を送りつけ、偽のレビューを投稿する詐欺です。通常、商品自体は無害ですが、それでもAmazonに報告すべきでしょう。

Amazonアカウントへの不正ログインを見極める方法は?

不審なログインやパスワード変更に関するメールが届いたら、他人があなたのAmazonアカウントに侵入しようとしているサインです。アカウントのセキュリティ強化のため、2要素認証が有効になっていることを確認してください。

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William Stupp

William Stupp

William Stupp brings a decade of editorial experience to the ExpressVPN Blog, having worked across various media. After several years in journalism and travel writing, he found his way to cybersecurity, a natural fit given his long-standing interest in technology. While you won’t hear much about it on the blog, he’s also passionate about skiing, travel, and cooking.

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